Tae Gessner（ゲスナー多恵）

International Kimono Club Sydney 創設者・着物スペシャリスト

愛知県に生まれ、幼少期から母親の着物ビジネスを通じて「着付け」を習得されたTae Gessner氏は 、着物専門学校での学びと大手着物卸会社での勤務経験を経て、1995年にシドニーへ移住されました 。

2013年にInternational Kimono Club Sydneyを創設して以来 、シドニー在住の着物スペシャリストとして現地の日豪文化交流を牽引されています 。クラブ活動を通し、着物や茶道のワークショップ、デモンストレーション、展示会などを積極的に企画・運営し、和文化の普及に尽力されています 。その活動は、オペラ「蝶々夫人」での着物ショー実施 や、着物と先住民デザインの融合といった独自の文化コラボレーションの展開 に示されています。

JAPAN EXPO Sydney 2025では、ご自身が率いるInternational Kimono Club Sydneyがフォトブースと茶道体験の2つの出展を行うと共に、このたびInternational Kimono Competitionの審査員を務めていただきます。伝統を重んじながらも、自由な着こなしの双方を尊重し、着物文化の多様化・発展に貢献されてきたタエ・ゲスナー氏の深い知見と情熱は、コンペティションの審査に豊かな視点をもたらしてくれるでしょう 。